そしてそのレオズルエタが、シルバーをキャンバスとして、シルバージュエリーコレクションを発表したのです。彼の研ぎ澄まされた感性とオリジナリティ溢れるトライバルを銀に刻み込んだ作品群は、シンプルかつ、モード感溢れる美しい造形美をかもしだした素晴らしいものとなりました。作品はといえば…すべてがしかっりとした質感で、キレイな仕上がりになっています。銀の輝きと彫りこみのコントラストが印象的な作品は、そのシルバーの質感とあいまって上品なうえに高級感が漂っています。
『ZULUETA DESIGN』は、トライバルを進化させて、よりファッション性のあるものに変化させました。
トライバルは本来、太平洋諸島や、ボルネオ、インドネシア等に伝わる伝統的なタトゥというところから、どうしても『海』のイメージが色濃くあらわれます。
ただ『海』といっても、単なる夏のキーワードを表すものではなく、伝統や民族性を表現したものになり「そこに存在するもの」「大いなる存在」、神や神霊的な要素を兼ねる『海』を根底にデザインを起こしたアイテムが多くなっています。
いわばそれ自体が「お守り」としての効力がある、ハイクオリティな作品に仕上げられているんですね。
